【本紹介】岩田さん

プログラミングスクールに通っていた際に何度となくお世話になった本です。

少しでもこの本の良さをお伝えできたらと思います。

 

岩田さん - ほぼ日刊イトイ新聞

 

[1] 概要

任天堂の元社長で、岩田聡さんのことばをまとめた本です。

ほぼ日刊イトイ新聞というサイトに掲載された、

たくさんのインタビューや対談

任天堂公式ページに掲載された「社長が訊く」シリーズから

重要なことばを抜粋して再構成されています。

全7章構成になっています。

 

[2] この本との出会い

スクール受講前ぐらいの頃に

Youtubeを何気なく見ていたら、おススメに(またかよ)

岩田聡さんの伝説をゆっくり解説している動画がありました。

 

もともとファミコン時代からゲームがずっと好きでして。

それがきっかけでプログラマーにはちょっと憧れていたのです。

だからか、岩田さんの事は天才的なプログラマー

「マザー2制作危機の際に有名な言葉を言った方」ぐらいの認識はあったのです。

 

しかし、動画を見ていくうちに

この方は人間的にも経営者的にも素晴らしい方だったのだな

と、感じるようになり。

岩田さんの本が出版されていることは知っていたので

即、取り寄せたのです。

 

奥さんは表紙の絵がお気に入りで、そっちが理由で読み始めました。

人間の動機って不思議ですよね。

 

[3] この本を読んで考えた事

この本を読むといろんな事を考えさせられるのですが

私的に大きかったのは

人の原動力は幼稚なものだ

って事でしょうか。

 

岩田さんがプログラミングを頑張ろうと思ったきっかけは

友人の笑顔が見たかったから

なのだと思うのです。

 

私がプログラミング(VBA)を始めたきっかけも上司が作ったマクロを見て

かっけえ!!

って思ってしまったからなんですよね。

仕事で活用したいとか業務効率を改善したいとか

偉そうな後付け設定はいくらでも出てくるのですが

原点は「プログラムかっこいい」なんですよ。

めっちゃ不順なんですよね。

でも、だからこそ頑張れたんです。

今も、勉強できるんです。

 

結果につなげる事が出来るモノって

こういうモノなのではないでしょうか。

 

岩田さんの原点は相手の喜んだ顔だったんでしょうね。

とても幼稚だけれど、とても素敵な事です。

 

岩田さんの根っこの部分に相手の笑顔を見たいという思いがあるから

仕事にもプライベートにも真摯に向き合ってこられたのだと思うし

結果につなげることが出来て

周りの方々にもそれを伝える事が出来たのだと思います。

 

だからこそ岩田さんがお亡くなりになられた後も

一冊の本を作れるくらい沢山の言葉が

関わっていた方の心の中に残り続けていていたのだろうなと思います。

 

[4] 最後に

こんな内容でこの本の良さが伝えられたのか

すっごい微妙ですが

とてもいい本だと思います。

 

誰かの名言って本が好きで何冊か集めているのですが

面白いと思う反面、なんというかちょっと偉そうに聞こえて

すっと心の中に入ってこない時があるんです。

 

でも、岩田さんの本はそういうことがなかったんですね。

本の中から岩田さんの人となりがにじみ出ていて

言葉がガンガン心に届くというか・・・。

 

一度も会った事ないのになぜなんだろう。

 

不思議なのですが、実際そうなのだから仕方がない(笑)

 

www.1101.com

 

上のURLからほんの半分くらいが読めるそうなので

先ずはお試しで読んでみて頂けると嬉しいです。

 

後、私がこの本を読むきっかけとなった動画も紹介させてください。

 

www.youtube.com